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甲冑バッグ

SAMURAI ARMOR BAG by MIYAKE

京人形の甲冑からうまれたSAMURAI ARMOR BAG


日本には端午の節句(こどもの日)に五月人形や鎧・兜を飾る風習がある。それは戦国時代の武家社会の風習が基になっている。

武将にとっての鎧や兜は、自分の身を護るための大切な道具だったことから命を守る象徴と考えられ、男の子の身体を事故や病気、災害などから守るという意味合いを込めて飾るようになったのだ。

その五月人形の鎧などの装具をつくる際の縫合技術を応用したSAMURAI ARMOR BAGを開発したのが京人形伝統工芸士2代目 三宅玄祥である。














京都の伝統文化を継承


バッグは革製で、アルマイト加工した金属板を特注の組紐で1枚ずつ縫い上げる。このとき使う縫合技術が「縅」(おどし)と呼ばれる独特の技。緻密な編み目をいかに出せるかが伝統工芸士の腕の見せ所で、美しく揃った編み目と金属板の光沢が甲冑らしさを醸し出している。この組紐も同じ京都の『昇苑くみひも』に特注。本来五月人形で使っている組紐は太すぎるので昇苑くみひもに色や素材の相談を繰り返した。そして本体の牛革のバッグも京都のメーカー『京鞄士』と共同開発した。

「鞄屋さんも横の縫い目はすべて手縫いでやっていただいていますし、そういうところは鞄屋さんの技術をあますとこなくフィードバックしていただいています。」

三宅氏はMADE IN JAPANならぬ、MADE IN KYOTOにこだわったのだ。



商品に宿る”侍スピリッツ”


きっかけは業界の低迷。五月人形の売り上げはピークだった1980年代の3分の1まで落ち込んでいた。

「甲冑や節句人形などの伝統技術は工夫次第で再評価してもらえるのでは。」

三宅氏は縅の技法を使ったノートパソコンやタブレット端末用の革製ケースをプロトタイプとして製作。その後も試行錯誤を繰り返し洗練された現商品に至るまでに4年の歳月を費やした。そしてまったく新しいものを開発したことによって、その斬新さが評価され、いろいろなメディアに取り上げられ、若者や海外の方に”クールジャパン” ということで手に取られるようになった。

「このバッグのユーザーになることによって高潔な道徳心を持った侍のような人生を歩んでいくと言うか、そういう誇りを持って生きて頂けるようなきっかけで あってくれれば一番ありがたいですし、作り手として嬉しいです。」

“侍スピリッツ”を、そして”勇気”を与えてくれる、そんなバッグは他に存在しないかもしれない。


Product details

甲冑バッグ


甲冑の持つ美しい意匠と機能を現代的なデザインでアレンジし、日常生活に活用できる製品として誕生した【SAMURAI ARMOR BAG】。

皮革、金属、組紐といった素材の融合と和洋問わないデザインが他に類を見ない存在感。

サムライ魂を常に身近に感じることのできるアイテムとして身につけていただきたい。